任侠の世界を旅して
みなさん、こんにちは。
長いゴールデンウイーク、終わりましたね。

そう、終わりました。
家族サービスを頑張ったお母さん、お父さん
ひたすら楽しんだ人
関係なく働いた人
おつです。
さて、私はというと本が読めました(*’▽’)
家事はほとんどせず、人の家にお世話になり・・
子どもと楽しみました。
そして、結婚記念日があり、パパとデート。
あと何年この人と一緒にいられるだろう、と思い、
このように思えるようになったことに驚き、
嬉しく思う今日この頃です。
そしてもう一つ!!
誕生日があり、図書券をもらったー!!!
本が好きなので、マジで嬉しい(*’▽’)

やったー!!
No.44 任侠書房・任侠学園・任侠病院

任侠書房がない!!どこへ行ったんだ・・
「任侠」とは「極道」と同意語かと思いきや、違う!!
「任侠」とは、
弱い者を助け強い者をくじき、義のためならば命も惜しまないといった気性に富むこと。おとこ気。「―道」
Google辞書 出典:デジタル大辞泉(小学館)より抜粋
ヤバイ、カッコいい・・(笑
任侠と言えば、数年前に草なぎ剛さん主演の「任侠ヘルパー」が放送されていました。
そのドラマめちゃクシャ面白くて大好きでした。
草なぎさんて、ホント役者だなーって素人ながら思いました。
で、本では大沢在昌さんの「極悪専用」を読んだりして、
結構好きなジャンル?なんです。
私の友が名言を残していまして
世の中知らなくていい!!ということは何もない
その言葉が耳に残っていて、
その友が言った友の意味づけはさておき、
日常で、はっとそう感じることがあるのです。
大人になったつもりで、
大方世の中のことは分かっているつもりで、
でも、本の世界を旅すると、
ああ、こんな世界もあるんだ!!
と思うわけです。
自分の見てる世界って狭~い
と気づく。
ホントに狭いよ。
本の素敵なところとは、
自分の生活圏内では知ることができない
知るはずもないコトを
体感できる感覚なんだろうと思う。
本当にそう思う。
で、遠回り。
この本が面白い!!と思ったのは、
やくざが潰れかけた書房、学校、病院を立て直していくという設定だ。
阿岐本組の組長の道楽で経営に着手していくのだが、代貸の日村という人物が道楽組長の指示を困難を伴いながら遂行していく。
ちなみに「代貸」とは、組織でいうナンバー2のことみたい。
この代貸の日村さん、組長には
「苦労性」と言われる。
鷹揚な組長に心配性の代貸・・この設定もイイんだよね。
で、阿岐本組は小さな組なのだが、どこの傘下にも入らず生き残っている組。
代貸の下には4人の舎弟がいる。
夫々、カラーがあってイイのよこれが。
私の生き方とやっぱり違う。
やくざになった経緯とか、
存在自体が別の世界にいるよう。
例えば、やくざが潰れかけた書房の理事になり、実際に出勤し、営業の改善に素人(出版社の人)と共に尽力するのだけど、
そこにいるだけで、感じることも、考えることも当然だけど違っていて、
けれど、そこにいる働く人たちにとっては新しい「風」となって吹く。
おそらく、阿岐本組のやくざも同じ。
別の世界(堅気の)で感じる、考える、関わることを通して、
それぞれが「何か」を想う。
味がある。
やくざの行動原理
即行動
オヤジに指示されたことは、
必ずやる。
即やる。
余計なことは考えない。
考えていると遅れる。
スピードは命
私、頭でくよくよ考えていると最初に「思ったコト、したいコト」を忘れちゃう。
何でも0.1秒程度で判断して行動かな。
行動の大切さと即やることの意義を読みながら感じた。
当たり前のようなことを、しっかりやっていて、
ぼさっとしている所に槍突き刺して、
痛快なんだが、
あったかい
そんな任侠世界の旅
行ってみませんか。

任侠浴場も早く読みたいな!!
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(*’▽’)